カナ時々トム

トムとカナが思ったこと、書きたいことを綴っていくブログです。ヒッチハイクの経験なども書いてます。

書評 「R帝国」

どうも。カナです(^ ^)

今日、紹介する本は、中村文則さんの「R帝国」

 

読んだ感想は「怖いなー(;_;)」という印象です❗️

世の中の裏の仕組みを少し知れた気がします。

これが本当のことなんだと説得力のある文章でした。

実際は架空の世界の話ですが、現実の世界を風刺していてこれから先起こりうる問題について考えさせられる作品でした。

いや、すでに現実に起きていることだと思い。途中からは気分が落ち込んで行きました。

読んで損はないと思います。勉強と考えるきっかけになると思います。

世の中は一部のエリートとたくさんのチンパンジーになる。

チンパンジーとは考えることができなくなり、エリートが誘導した通り行動するようになるという意味だと捉えました。

考えることをやめてはいけないと深く感じました。

IT、宗教など本来は人間を幸せに導くものであるべきものが、間違った使われ方をして、恐ろしい世の中になっていく。

これから生きる先不安になってしまいましたが、目を背けないことが大切だと思いました。

今、世界で起こっていること、これから起こる可能性のあることが気になる方は是非読んでみてください。

 

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